こんにちは。
火鉢屋の三浦でございます。
個人事業主で17年。税務署への登記は火鉢屋。
なので、炭パウダーを販売していますが「火鉢屋」が屋号でございます。
また、お振込先講座も「ヒバチヤ」でございます。
特に怪しくはないのでご安心ください。(怪しまれたりお尋ねいただいたことはありませんでしたが念の為)
フランスで備長炭を販売している方と長くやり取りをしていました。
そのなかでなんどか、「これは備長炭だよね」と送られてくる写真のすべてが備長炭ではありませんでした。
中国は唯一、日本の備長炭に近い炭を焼いていました。
時に、同等品質も焼いていたことがあります。
日本の燃料協会がそのむかし、技術とお金と人を送って指導したからです。
もちろん炭の期限は中国なのですが。
また、温度管理をなどマニュアル化しますと、日本の職人さんよりもあるいみ融通がききますので高品質で均一の備長炭を焼いていました。
職人さんの良いところはすべて勘なところかもしれません。
それゆえ勘は外れることもあるわけで。
また、より良い技法がみつかったとしても、職人は従来どおりのやり方を踏襲します。
中国の炭焼きはお金のために焼きますから新しいやり方にも抵抗がありません。
おっと。
これ何も炭に限ったことではないですね。
日本社会全体が、新しいものを拒む傾向は昔かありました。
テクノロジーの進化がその明暗を分けつつあるように思いますが、脇道にそれたので戻します。
その中国の品質の良い備長炭はすでに共産党の強力な以降で輸出一切禁止になりました。
故に今は答案アジアで焼いてます。
しかも木材が樫の木ではなく、地元に映えるなんとかいう木材です。
ですが英語圏のAmazonなどではBinchotan として売られていますから、外国の方は皆それを信じます。
紀州備長炭や土佐備長炭との違いをそれなりに説明したのですが、今ひとつ伝わりませんでした。
英語に問題があったとはあまり思っていないんです。実は20年以上英語は使い流れいたので、下手ですが。
何が一番わからなかったと言うと価格でした。
どうしてそんなに高いのかという。
そもそも国内でもウバメガシの木が少なくなっていて、紀州南部の備長炭発祥地から、あと2〜30年で無くなるという声すら漏れてきています。
そんな貴重な紀州備長炭を100%つかって、さらに日本に1台しかない粉砕機をつかってつくった紀州備長炭の粉末。
口に入れても舌の神経で認識できないほどの細かさ、粒度。
フランスの方にはわからなくても、日本人だからわかるこの紀州備長炭の素晴らしさ。
ぜひ味わっていただきたいと主ます。
味も食感もありませんが!
よろしくお願いいたします。
つたない文章、最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞお体ご自愛の上お過ごしください。
ミウラノブヒト