炭は炭素である。
という言い方をすることがあります。
正確には、炭素は元素の1つです。
それでも「炭は炭素」という言い方をしてしまうのは、
炭素が高密度で集まったものだからです。
木材でなくても、火によって燃える自然物を、
蒸した釜で高熱で熱すると、
殆どの成分は煙と水分になって飛んでいきます。
煙突からでてくる煙にあらゆる成分が含まれています。
その煙がたまって水分になったものが木酢液(もくさくえき)です。
そうして殆どの成分が抜けて、残った部分が炭。
殆どが炭素だけです。
だから木以外のもの、野菜とか、果物とか、
自然にできた農作物で、燃えてなくならないほど小さくなければ
炭になります。
炭素の集合体になります。
100%炭素だけのものは、ダイヤモンドとか、カーボンです。
だから「炭は炭素」という言い方は、
正確ではないのですが、
あながちそれほど遠からずと言ったトコロ。
まあ、炭なのにグレーゾーンってやつでしょうか。
以上です。
何となく書いてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました。